2.近頃ありがちな法人Web事情 〜その1〜


 日頃見かける法人のホームページ(以下HPと略す)に以下の様なスタイル、多くありませんか?デザインや仕掛け(めったにCIをアピールしてくれる仕掛けなんてお目にかかった事はないですが…)こそ違えこの様なサイトは目次の内容が似通っています。せっかくいいものをお持った会社でありながら、HPになると、どうしてこうなってしまうのでしょうか?CI的に考えれば、最初の目次ページこそ一番大切なのではないでしょうか?ここでお客様(クライアント)に魅力付けできなければ、HPを公開する意味なんてないのですから…。
 まさか、御社のHPがこの章で紹介しているようなものではないことと信じつつ、先に進みましょう。
 
 
《よく見かける法人Webスタイル》
 
●印刷物転写スタイル

 何が悲しくて会社案内をスキャンしたような内容で作ってしまうのだろうか?こなれていない情報で制作するよりはとすでに印刷された内容でてっとり早く、という担当者の気持もよく解かります。 でも、入れ込む内容がすぐにまとまらないのは恥ではありません。
 むしろこういったスタイルで人に紹介するその無神経さのほうが恥なのです。
 
●CI完全無視スタイル

 ちゃんとしたCIが有りながら、そのイメージが微塵も感じないHP。CGIやJAVAを入れ込んで自慢したい気持はお察ししますが、そんなものすぐに飽きられますよ。
 意味の無いトンチンカンなゲームページやプレゼントページでお茶を濁すのもこの手のサイトに多く見かけらます。
 
●誇大妄想スタイル

 我が社はコーダイ(誇大)なInternetの中を縦横無尽に駆け巡るエンタープライズ号、とでも言いたいのでしょうか?世界規模や未来の可能性を語るのもいいのですが、お宅のCIどこ行っちゃったの?。
 この手のサイトにありがちなのは自分を大きく見せたり、訳の解からない予言者が登場するといった構成。この意味、わかりますよね?
 
●丸投げ歴然スタイル

 言わずと知れた外注に丸投げして作られてしまったのが、アカラサマに解かるHPのこと。この手のサイトは大体の場合、発信側の会社の人間にさえ知られていないことが多いのです。
 非常に可愛そうですがこれこそまさしくWeb空間のゴミでしょう。
 
 まだまだ挙げていけばきりが無いのですが、皆さん(発信側)これで満足なのでしょうか?果たして、乗り遅れまいとする気持ちだけが原因でこのようなスタイルになってしまうのでしょうか?同業でも一つ会社が違えば(つまり同業他社)その考え方や営業方針は赤と白くらい違うはずです。こんなジャンルに入れられてしまうサイトは全てがゴミといっても過言ではないかもしれません。
 リアルな世界(現実)では日々の業務に追われてなかなか自社のCIを表現し難いものです。バーチャルな世界(Internet)こそ、そのオリジナリティを表現するに相応しい空間だとは思いませんか?
 会社でHPをお持ちの皆さん、今一度、個人が運営しているHPをご覧ください。人真似をしたくない、自分が最初だと言わんばかりのホームページが多いこと。個人ページと侮るなかれ。